(寂聴 残された日々:20)作家の日記 ミホを狂わせた17文字
梯(かけはし)久美子さんが、私小説作家として、戦後、歴史的な名声を得た島尾敏雄の妻ミホの評伝を仕上げた。執筆に11年間をかけ、600ページを超す長大な作は、両の掌(てのひら)にずしりと重い本『狂うひと』になって「新潮社」から出版された。
雑誌「新潮」からの依頼で、私はこの本を読み、昨年12月に初…
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梯(かけはし)久美子さんが、私小説作家として、戦後、歴史的な名声を得た島尾敏雄の妻ミホの評伝を仕上げた。執筆に11年間をかけ、600ページを超す長大な作は、両の掌(てのひら)にずしりと重い本『狂うひと』になって「新潮社」から出版された。
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