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 板と板を組み合わせて小箱や家具などの調度品を作る技法を指物(さしもの)という。祖父・桑月(そうげつ)、父・桑翠(そうすい)と約110年続く指物師の家に生まれ、3代目にして初めて人間国宝に認定された。2014年、60歳のときである。

 作品の多くには、漢語の題名がついている。代表作のひとつ、栃拭漆嵌…

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