【動画】ニュージーランド南部地震で不安を抱いた子どもたちの心を癒やす取り組みが進んでいる=郷富佐子、ミシェル・チェン撮影
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 6年前に起きたニュージーランド(NZ)南部地震=キーワード=で、多数の死傷者が出たクライストチャーチ。その後も余震や地震が絶えず、不安を抱える子どもたちが多い。当時の記憶を語り、記録に残すことで心のケアに取り組む小学校を訪ねた。

 クライストチャーチ市北部のカイアポイ北小学校。NZらしくラグビーのゴールポストが立つ校庭の端に、4枚のモザイク作品が並ぶ。「歴史」「地震前」「地震発生」「未来」をテーマに児童約500人が1年半がかりで作り上げた。

 「地震前」や「未来」はパステルカラーで楽しそうだが、「地震発生」は違う。赤と黒の強い色調に、消防車や救急車、崩壊する住宅や泣き叫ぶ市民らの姿が描かれている。「これは、お母さんのお気に入りのマグカップだったの」。日本の小6にあたる同校8年のルビー・キットーさん(12)は、モザイクに埋め込まれた緑色の陶器のかけらを指した。

 当時通っていた小学校では昼食時の大きな揺れでみな、弁当を落として泣き叫んだ。校舎は土砂や岩に押しつぶされた。自宅の改修や進まぬ保険の手続きなどで口論が増えたキットーさんの両親は離婚。余震におびえつつ、「私まで心配をかけたらいけない」と感情を抑えていたという。

 転校先のカイアポイ北小で20…

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