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 「そういうと極ってるかい」と主人は相変らず芝居気(しばいぎ)のない事をいう。迷亭君はぬからぬ顔で、

 「まあさ、小説だよ。いうとして置くんだ。そこで僕がなに代は構いませんから、御気に入ったら持っていらっしゃいという。客はそうも行かないからと躊躇(ちゅうちょ)する。それじゃ月賦でいただきましょう、月…

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