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 ■社会の民主的成熟に向けて議論

 藤田省三と松下圭一は、戦後間もなく丸山眞男のもとで学び、1950年代後半から80年代にかけて民主主義をめぐる議論をリードした。「天皇制社会」や「安楽への全体主義」、「市民自治」や「シビル・ミニマム」といった言葉を思い浮かべる読者も少なくないのではないかと思う。藤田…

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