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 今年は朝日俳壇が紙面に登場して110年、朝日歌壇は107年になります。俳壇選者の稲畑汀子さん、大串章さん、金子兜太さん、長谷川櫂さん、歌壇選者の佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、永田和宏さん、馬場あき子さんの8人が36句の連句を詠み合う「歌仙」を巻き、東京・有楽町朝日ホールで完成した歌仙について語り合いました。題して「八鬼夜行歌仙」です(金子さんは欠席、ビデオでメッセージを寄せた)。

 ■歌仙とは

 歌仙は連句の形式の一つで36句を詠む。連句とは、複数の人が、五七五、七七(それぞれを一句と数える)と詠み合う集団創作の文芸。句は時に大胆な展開や飛躍を見せ、その前後のつながりとともに、全体を通じて醸し出される趣を楽しむ。

 式目(しきもく)というルールがあり、歌仙では花の句を2回、月の句を3回、一定の場所に入れる。これを「二花三月(にかさんげつ)」という。また前後半を「初折(しょおり)」「名残(なごり)の折」と分け、さらにそれぞれを「表・裏」で分ける。

 参加者である連衆(れんじゅう)は、一般には一つの座に集って詠むが、今回は6月下旬から9月中旬までファクスやメールでやりとりした。歌仙全体のコーディネーターである「捌(さば)き」役の長谷川さんが、各句に目を通した。

 ■戦さあるなの巻

 【初折の表】

戦さあるなと起きて花野を歩くなり(兜太〈1〉)

 雁渡るあゝいつか来た道(和宏…

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