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 ゴツゴツした映画だ。まっすぐに役者の芝居をとらえ、自己実現に向けての模索の軌跡をフィクションとして紡いでいく。その愚直な演出が、登場人物たちの不器用な生き方と相まって、言わば男料理の優しい味。表現の微熱に浮かされた人間の宿業が、愛(いと)おしさと共によく伝わってくる。

 これは芸人の世界を描く青春…

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