(書評)『ハーフ・ブリード』 今福龍太〈著〉

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 ■得体の知れぬ混淆の創造力

 「ハーフ・ブリード」? 慌てて訳語を充てる前に本そのものに向き合ってみよう。試しにカバーを外してみるのもいい。すると目が吸い込まれるほど深い「赤の本」が姿をあらわす。正しくは赤い本体を持つ本書が、実はもう一冊「別の赤い本」を内に宿すシルエット(半影)が見えてくる。この…

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