(書評)『異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか』 野口悠紀雄〈著〉

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 ■噴火の時待つ巨額損失のマグマ

 本書は、日銀の量的緩和政策になお期待をかけるすべての関係者への警告だ。量的緩和政策が経済を何とか持たせているように見えている間にも、矛盾はマグマのように溜(た)まり、噴火の時を待っているのだ。

 まず著者は、量的緩和政策を徹底批判する。この政策の開始以降、日銀はい…

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