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 日本美術史上に「名作」として燦然(さんぜん)と輝く幾多の作品たち。これらがどのように生まれてきたのか、その関係や共通する背景に着目して紹介する展覧会「名作誕生―つながる日本美術」。

 本紙創刊140年と、朝日新聞社が長年発行を支援してきた美術雑誌「國華(こっか)」の創刊130年を記念する特別展として企画された。

 雪舟等楊や伊藤若冲、長谷川等伯などだれもが知る巨匠たちの絵画、各地の寺院で大切に受け継がれてきた貴重な仏像、源氏物語や伊勢物語といった古典文学を題材にした繊細な工芸作品など、国宝・重要文化財を多数含む名品がずらりと並ぶ。時代や地域を超えた約120件を、前後期の2期にわけて展示する。

 雪舟が中国の画技をどう吸収していったのかや、若冲ならではの鶏の構図はどう生まれたのかなど、「つながる日本美術」のサブタイトル通り、作品の「つながり」が体感できる仕掛けで、名作の裏に隠されたドラマが堪能できる。

 <4月13日~5月27日、東京国立博物館>