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 第十五章 韃靼の夢 17

 

 俊介の本心に、幸子もそれ以上は口を挟むつもりはないらしく、

「まあ、あんたがそない思うてるんやったらええけど。なんや、同時襲名やら曽根崎心中やらで、二十年まえのことばっかり思い出して、お母ちゃん、ほんまハラハラしてんねん」

 ここ最近の幸子の取り越し苦労には、さすが…

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