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 沖縄県名護市の市長選が28日告示され、3選をめざす現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社会大衆推薦、立憲支持=と、前市議で新顔の渡具知(とぐち)武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=の2人=いずれも無所属=が立候補を届け出た。投開票は2月4日。▼34面=地元の苦悩

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事が始まってから初めての市長選。翁長雄志(おながたけし)知事とともに移設反対を訴える稲嶺氏と、移設を進める安倍政権が支援する渡具知氏との一騎打ちとなった。結果は今後の工事の進捗(しんちょく)や今秋の知事選に大きく影響する。

 稲嶺氏は事務所前で「政府の圧力に屈せず頑張ってきた。その流れを絶やしてはいけない」と主張。「名護のことはナグンチュ(名護の人)が決める」と述べた。翁長氏も応援に駆けつけ「新しい基地ができては、名護の発展を描くことができない」と訴えた。

 渡具知氏は事務所前で、稲嶺氏を「一つの問題にこだわりすぎて市民の生活を置き去りにしてきた」と批判。観光振興などを訴えた。立候補表明後は移設問題にほとんど触れず、この日の遊説でも「(国と県の)裁判の行方を注視していく」と述べるにとどめた。

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