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 第十六章 巨星墜つ 23

 

 携帯電話が鳴り出しまして、隣のベッドで眠っている彰子がごそごそと起き出す様子を喜久雄はなんとなく窺(うかが)っておりました。さっき寝入ったはずなのですが、なぜか電話が鳴り出す直前には、目が覚めていたのが不思議でございます。

「春江さんからだ……」

 携帯の表示を確か…

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