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 西部邁氏の膨大な著作は四分野に大別できる。(1)『ソシオ・エコノミックス』(1975年)で開拓した社会経済学、(2)『知性の構造』(96年)に収斂(しゅうれん)した記号論、(3)大衆社会批判と保守主義論、(4)『妻と僕』(2008年)に代表される自伝である。

 『経済倫理学序説』はJ・M・ケインズ…

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