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 奈良・御蓋山(みかさやま)のふもとにある春日大社は今年、創建1250年の節目を迎えた。記念の特別展「国宝 春日大社のすべて」が14日、奈良国立博物館で開幕する。朝廷から庶民まで広く信仰を集め続けてきた春日大社の歴史を、ゆかりの美術品や工芸品、文書など約220件でたどる。

 平城京を守るため768年に建てられた社殿が、春日大社の始まりと伝わる。平安時代には摂関家のひとつ藤原氏の氏社として栄えた。神と仏が結びついた神仏習合が盛んになると、霊験あらたかな社として多くの参詣者(さんけいしゃ)を集めてきた。

 1250年の歴史を物語る宝物のなかでも注目されるのは、平安時代の美術工芸品や甲冑(かっちゅう)や刀剣などの武具だ。多くが摂関家からの奉納品で、数の多さと質の高さから、春日大社は「平安の正倉院」と呼ばれる。

 信仰の広がりは「春日宮曼荼羅(かすがみやまんだら)」と呼ばれる絵からうかがえる。参詣したくてもできない各地の人たちは、境内が描かれた絵に向かい祈りを捧げてきた。神仏習合の世界観も表現されている。

 絢爛豪華(けんらんごうか)な宝物は、長いものでは千年近く納められ、大切に守られてきた…

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