(思考のプリズム)崩れる「文書の支配」 その先に政治の自殺 國分功一郎

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 今から10年前、大学教員として働き始めた頃、組織の中で働いたことのなかった私は、事務の人たちが会議で、事あるごとに、分厚い「規定集」を引っ張り出して文言を確認するのを見て驚いていた。大学事務のような組織では、何事も規定などの規則を後ろ盾にして進めなければならない。その意味をよく考えていた。

 ほと…

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