残酷さ内に秘めた、不器用な関係 川上未映子さん「ウィステリアと三人の女たち」

有料会員記事

[PR]

 描かれる女の人はみな寂しさを抱えている。川上未映子さんの『ウィステリアと三人の女たち』(新潮社)は四つの物語を収めた短編集だ。不器用で、残酷さを内に秘めた女性同士の関係を描いた。

 解体中の空き家に忍び込んだ「わたし」が、暗闇で夜を過ごす表題作。部屋に横たわり、この家に暮らしていた老女の人生に思い…

この記事は有料会員記事です。残り642文字有料会員になると続きをお読みいただけます。