(書評)『トマト缶の黒い真実』 ジャン=バティスト・マレ〈著〉

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 ■衝撃的なグローバル経済の実態

 タイトルを見て「買ってはいけない」系の話かと思ったらまったく違った。本書が描くのはトマト缶業界で台頭してきた中国企業である。「イタリア産」の缶詰も、加工地がイタリアであり、中身は中国から運ばれているものが多い。産地偽装でよく聞く話ではある。

 中国の場合、トマトの…

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