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 19日に朝日新聞社と日本高校野球連盟が都道府県高野連に呼びかけた熱中症対策の主な内容は次のとおり。▼社会面参照

 ■熱中症への注意を

 今夏、日本各地は猛烈な暑さに見舞われています。各地方大会でも、応援団や観客の方など多数の人が熱中症で搬送されています。各地方大会では熱中症対策に万全を期していただくようお願いします。

 参考までに夏の甲子園での大会や、すでに地方大会で行われている取り組みをお伝えします。各地方大会に合わせた効果的な対策をお取りください。

 (1)全国選手権大会での取り組み

・1日あたり14~18人の理学療法士が対応。背番号入りのカップにスポーツドリンクと氷嚢(ひょうのう)を用意。体温計や血圧計の備えもある。

・大会前に選手にアンケートをとり、既往症などを把握。試合中は理学療法士が観客席前列に座り、グラウンドの選手の様子をチェック。異常があればベンチ裏で対応する。試合後は疲労回復を促すクーリングダウンを指導する。

・観客に対しては球場スクリーンに「こまめに水分補給をしましょう」などの注意を表示し、繰り返しアナウンスする。

・今年の第100回大会の開会式では選手を始め、吹奏楽、合唱、プラカードを持つ生徒らにもペットボトルを配布し、式中に飲料を勧めることを検討する。

 (2)山梨大会での取り組み

 2013年8月に甲府市で40.7度を記録した山梨大会では観測気温とともに、環境省熱中症予防情報サイトよりWBGT(暑さ指数)を得て試合開始時の指針とし、以下の対策を取っています。

A.どの試合でも五回終了後のグラウンド整備で散水

B.WBGT28度、観測気温35度の場合は

・攻守交代の際、打者及び走者はベンチまで戻って水分補給

・選手が十分な水分補給ができるまではグラウンドに出ることを促さない

C.WBGT31度、観測気温38度の場合は

・五回終了後のグラウンド整備に加え、七回終了時に5分間試合を中断し水分補給の時間を設ける

・審判員もこの間は審判控室に入り休養や水分補給をする

D.WBGT34度、観測気温40度の時には大会会長、副会長、委員長らを中心に別途検討

E.観客への呼びかけは都度、行う。水分補給と帽子を持っている場合の着帽とともに、具合が悪くなった場合は速やかに大会本部へ連絡をするようにアナウンス。

 ■暑さ指数(WBGT) 人体と外気との熱のやりとりに着目し、気温や湿度、日射などから算出する指標で、環境省の熱中症予防情報サイトで公表されている。

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