(科学の扉)温暖化の脅威、地中にも 開発によるCO2排出と火災/健康にも影響

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 インドネシアなどの熱帯林には、浅瀬の海に木が朽ちて堆積(たいせき)した「泥炭湿地」が広がる。近年、開発に伴う土壌の乾燥で火災が頻発。煙による健康被害に加え、二酸化炭素(CO2)が大量放出され、地球温暖化の脅威にもなっている。

 炭素を多く含む熱帯の泥炭湿地の多くは、東南アジアのスマトラ島やボルネ…

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