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 ■戦国の極悪人、実は政治改革者

 松永久秀は「足利将軍を殺し、主君の三好を殺し、奈良の大仏殿を焼いた極悪人」で下剋上(げこくじょう)を象徴する梟雄(きょうゆう)といわれてきた。本書は丁寧に文献をひもとき、それは江戸時代の創作で、事実は異なると、新しい久秀像を提示した力作である。

 1493年、管領…

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