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 展覧会の入り口に立つと、連なる展示室の奥の奥まで見通せる。ほとんど何もない空間だからだ。でも見た瞬間に胸が締めつけられるのは、実はそこに置かれた小さくひそやかなものたちが、空間のたたずまいを際立たせるからだろう。美術家、内藤礼(1961年生まれ)の過去最大規模の個展は、このように始まる。

 磯崎新…

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