(書評)『猫の美術史』 デズモンド・モリス〈著〉

有料記事

[PR]

 ■画家の魂に降臨して芸術創造

 猫は僕にとってつーか、画家にとって生活必需品だ。芸術と生活を結びつける接着剤みたいな存在である。美術史の名だたる引率者たちの背後に暗中飛躍した存在が〈猫〉である。レオナルド・ダビンチを筆頭にマネ、モネ、ゴーギャン、ロートレック、クレー、ピカソ、ルソー、ウォーホルまで…

この記事は有料記事です。残り768文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません