(科学の扉)極小の穴でガスを吸着 日本発の新材料/鮮度保持剤などで実用化

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 ナノサイズの穴が無数にあいた「多孔性材料」――。というと難しそうだが、昔からおなじみの「炭」もその一つ。新たな素材で研究が進み、狙った気体を閉じ込められるようになった。果物の保存など、産業への応用も始まっている。

 炭は、昔から使われてきた代表的な「多孔性材料」だ。古代エジプトでも、消臭などに用…

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