(記者有論)日本のバリアフリー 足りぬ「尊厳」への配慮 斉藤寛子

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 「車いすが通りますので道を開けて下さい。ご協力をお願いします」「ご迷惑をおかけします。申し訳ありません」

 電車やバスを使おうとすると、こう声が飛び、周囲の目が集まる。長野パラリンピック金メダリストカナダに住むマセソン美季さんは、「日本に来るたびに自分が障害者だと感じさせられる」と嘆く。

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