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 犬は約1万匹、猫は約4万6千匹――2016年度に国内で行政施設に持ち込まれ、「殺処分」された数だ。こうした不幸な犬や猫を減らすため、「犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院」(川崎市)代表の結昭子(ゆいあきこ)さん(63)は、飼い主のいない犬猫の無料不妊手術に取り組んでいる。

 結さんが動物愛護にかかわるようになったのは約30年前。自宅近くの公園で、多くの猫を見たのがきっかけだった。「このままではどんどん行き場のない子が生まれてしまう」と野良猫に不妊手術を受けさせる活動を始めた。50歳の誕生日に拠点となる動物病院の開設を決意。5年後の10年に見事実現にこぎつけた。

 翌11年に脳梗塞(こうそく)を患い、東日本大震災の発生時はまだ足を引きずっていた。だが、原発事故で被災地に動物が取り残されていることを知り、リハビリを打ち切ってレスキュー活動に加わった。「弱っている子ばかりで地獄のようだった。それでも生きている子がいるなら行かなくちゃと思った」。レスキューは今年まで続いたが、動物病院を始めていたことで、被災地の猫を受け入れることができたという。

 クラウドファンディングでは動物病院をより広く、充実した設備にするために支援を募っている。現在は月約150匹の不妊手術をしているが、移転すれば手術台を増やすことができ、その倍の数の手術ができるという。「私たちが譲渡団体として協力している神奈川県や川崎市などでは殺処分ゼロを実現している。活動を知ってもらい、殺処分ゼロへの動きを日本中に広げたい」

 《目標額》1100万円

 《特典例》1万円で手作りのポストカードなど。詳細は、http://t.asahi.com/uccy別ウインドウで開きます

 (伊勢剛)

 ■奇跡のカエル、繁殖挑戦

 絶滅したと思われていたものの、南米エクアドルでの調査で奇跡的に再発見されたカエル「リオペスカドフキヤガマ」。この貴重なカエルを絶滅から守るため、「あわしまマリンパーク」(静岡県沼津市)のカエル館が飼育・繁殖に挑戦している。

 《目標額》300万円

 《特典例》1万円でカエル館入り口に名前掲示、マリンパークに2人招待、オリジナルぬいぐるみなど。詳細は、http://t.asahi.com/ucco別ウインドウで開きます

 ◇朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」(エーポート、電話03・6869・9001、平日10~17時)から、おすすめのプロジェクトを紹介します。

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