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冬木立胸に逃げ込む風ひとつ

 

小春日のあくび小さな翼かな

 

天狼星わずかに傾ぐ父の椅子

 

カリフラワーいつもの猫がきて休日

 

寒卵光年という距離思う

 

婚期かな前歯隠している兎

 

三島忌やぽつんと長い白鉛筆

 

冬かもめ予定で重くなる手帳

 

花ひいらぎ真面目な顔で眠る君

 

のりしろに…

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