原発事故の責任見直さず 賠償準備、1200億円のまま 改正法成立

有料記事

[PR]

 原発で重大な事故が起きた際の賠償制度を定めた改正原子力損害賠償法が5日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。東京電力福島第一原発事故による賠償額は8・6兆円に上るが、原発ごとに備えさせる上限額を1200億円のまま据え置き、国の責任など抜本的な見直しは見送られた。

 改正法では、事故時に…

この記事は有料記事です。残り171文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません