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 新しい時代の人の仕事と学びを考えようと、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST、石川県能美市)が11月10日、シンポジウム「Breakthrough ワーク・スタディ・バランスでキャリアを築く―人生100年時代を生き抜くために―」を東京都内で開いた。JAISTの主催で朝日新聞社が共催し、学生や研究者ら約450人が参加した。

 基調講演では、イー・ウーマン社長の佐々木かをりさんが「組織強化のためには『ダイバーシティーの視点』が重要だ」と強調。経営者は人事制度を見直し、働き手は働く意味を考える必要があると指摘し、「周囲に貢献できるよう一人ひとりが自己管理能力を高め、人とつながって学びの場を増やすことが大切」などと語った。

 続く討論では、脳科学者の茂木健一郎さんやエッセイストの小島慶子さん、同大教授の東条敏さん、修了生2人も加わって、未来の働き方、幸福観などについて活発な議論を行った。

 修了生の一人で三菱UFJ銀行システム企画部調査役の小林幹門さんは「銀行はITなくしてやっていけない。危機感を持ち、今すごく変わっている」と現状を説明。今後の働き方として「新しいものを、1人ではなくみんなでつくっていきたい」と述べた。

 (岩下珠代)

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