国旗掲揚塔ひっそり、夢の跡 写真家・丸田祥三さん

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 1964年10月10日。東京五輪が始まったその日、生まれたばかりの私は母に抱かれ、東京・信濃町の病院を退院し、近くの大京町の自宅マンションに戻った。

 自衛隊機が青空いっぱいにスモークで描いた五輪マーク。街の方々ではためく国旗は、母の目から見ても晴れがましく映ったという。このあたりは五輪開催の中心…

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