教訓を胸に多角的な防災議論 伊勢湾台風60年シンポ 朝日新聞創刊140周年記念事業

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 伊勢湾台風から60年になるのにちなみ、水害や震災などの大規模災害への備えをテーマにした防災シンポジウムを今年夏に名古屋市で開催します。シンポジウムに合わせて、新聞紙面やデジタルで様々な企画を展開します。

 伊勢湾台風は1959(昭和34)年9月26日から27日にかけて襲来。愛知、三重両県を中心に多数の死者・行方不明者があり、経済的な被害も広範囲に及びました。

 上陸時の中心気圧が929ヘクトパスカルという巨大台風で、名古屋港では満潮時間近くという悪条件が重なり、3.89メートルの高潮を記録。死者・行方不明者は5098人。住宅全壊が4万838棟、浸水被害は36万3611棟でした。戦後最悪の台風災害とされ、61年の災害対策基本法制定の契機となりました。

 シンポジウムや紙面企画では60年前の巨大水害の教訓に加え、震災や異常気象といった自然災害も取り上げます。想定される南海トラフ地震や伊勢湾台風クラスの大型台風襲来時の被災予測のほか、企業が現在取り組んでいる災害対策など、多角的な報道を目指します。