(危機の時代の詩をたどって:5)同調圧力、戦時中に重ねて

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 昨年、若手を代表する詩人の一人、山田亮太(36)は詩「報国」を発表した。

 〈借りもののわれら順次熱狂の状態へ推移する〉〈のっぴきならぬ空気をつくりあげ世界を一つの家にする〉

 自分が戦時下に置かれたらという想定で書いた。「異常時には主体が巨大化し、国家を背負ってしまう。そんなさまを描きつつ、批評…

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