(東学農民戦争をたどって:4)自前の近代を追求して

有料記事

[PR]

 1894年7月、日本軍は朝鮮の王宮を襲撃、占領して清国との戦争に乗り出した。日本の意図は何だったのか。

 宣戦の詔書は、朝鮮の宗主国である清国を排除して朝鮮の独立を助ける、それによって東洋の平和を築く――という趣旨のことを述べている。

 新聞各紙は、日清戦争が「義戦」(道義的に正しい戦争)であるこ…

この記事は有料記事です。残り1080文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません