(声)平和のバトン 震える愛犬置いて逃げた「供出」

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 無職 吉田史子(神奈川県 89)

 1944年、女学校3年の私は、かしこく優しい雌の柴犬(しばいぬ)ホシを飼っていました。敗色は日に日に濃く、食べ物にも不自由する毎日。私は「一億一心」の鉢巻きを締め工場へ通い、おやつに出たコーリャン飯のおにぎりはホシに持って帰りました。

 そして年の暮れ、犬の供出…

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