(評・音楽)山田和樹指揮・読売日本交響楽団 対比と共鳴、心にくい演出
スマートな身のこなしから生まれる明朗かつ豊潤な音楽。首席客演指揮者として初めて、読売日本交響楽団の定期に挑んだ山田和樹のステージである(18日、東京のサントリーホール)。
とにかくプログラムが精巧だ。起承転結にそっているのだが、なかなか深い。知られざる日本人作品を紹介してきた山田らしく、冒頭は約…
スマートな身のこなしから生まれる明朗かつ豊潤な音楽。首席客演指揮者として初めて、読売日本交響楽団の定期に挑んだ山田和樹のステージである(18日、東京のサントリーホール)。
とにかくプログラムが精巧だ。起承転結にそっているのだが、なかなか深い。知られざる日本人作品を紹介してきた山田らしく、冒頭は約…