岐路の1919 東アジア100年の影

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 100年前、1919年の東アジアは歴史の岐路にあった。第1次世界大戦の戦勝国となった日本は、列強と肩を並べる「一等国」として、大陸進出を加速させようとしていた。だが、日本統治下の朝鮮では独立を求める声が全土に広がり、中国でも日本の利権要求に愛国運動が燃えあがる。日本はこの年、アジアのナショナリズム

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