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 第50回の記念大会を迎えた全国ミニバスケットボール大会が28~30日、群馬県高崎市の高崎アリーナで開かれる。1999年の第30回大会で、ともに清和クラブ(三重県)の一員として全国大会に出場したBリーグの千葉・西村文男と滋賀・伊藤大司に当時の思い出を語ってもらった。(河野正樹)

 ――ミニバスに出会ったのはいつか。

 伊藤 「四つ年上の兄(拓摩=前A東京監督)を追いかけて1年生からミニバスを始めた。そこで会ったのが文男。同じ小学校にやんちゃな子がいると聞いていたけど、本当に怖いもの知らずだった」

 西村 「朝練している体育館をのぞいたら、『シュートを打ってみるか』と監督の杉本和寿先生から言われた。下から投げてみたら、1本入った。幼稚園からサッカーをやっていたけど、その感覚が気持ちよくてバスケットを始めた」

 ――ミニバスで1年生は2人だけ。ずっと2人で練習していた。

 伊藤 「1年生は4時間目で授業が終わる。上級生の授業が終わって練習が始まるまで、ずっと体育館で2人で1対1をやっていた。文男はとにかくセンスが抜群」

 西村 「1対1はずっと大司が強かった。たまに自分が有利になると、大司の方が体が大きかったので、急に体を使ったポストプレーを仕掛けてくる。『ずるい』って言っていたのをよく覚えている。自分は基本的にかっこいいプレー、女の子にもてるようなプレーばっかりしていたかな」

 ――6年生で出場した全国大会はブロック決勝で負けた。

 伊藤 「4年生から文男を含め、仲良し4人組でプレーしていた。遠征しても勝っていたので、優勝する気満々で行った。ところが、180センチを超える選手がいた群馬県のチームになすすべなく負けた。本当に自信もあった。これで終わるのかと思って全員が泣いていた」

 西村 「『俺が勝たせてやる』ぐらいの気持ちでいつもプレーしていたけど、何もできなかった。その選手が中学校で野球部に入ったと聞いてがっくりした」

 ――当時はポジションは別々だが、今は同じポイントガード。Bリーグでマッチアップするが、どんな気分か。

 西村 「一緒に(国際大会の)ジョーンズカップの代表候補に入ったとき、『まさかここで並ぶとはね』と言い合った。プロになって最初に試合をした頃はぐっときた。大司をマークしていると、基本的に子どもの頃と変わらないから、次に何をしたいかがわかる」

 伊藤 「チーム戦とはいえ、子どもの頃と同じような気分になる。素直に負けたくないし、ライバル心もある。互いに原点を知っているから嫌なところをマークしてくる」

 ――ミニバスとは。

 伊藤 「当時はイケイケ。のびのびと自由にやらせてくれて本当に楽しかった。今までで一番バスケットが楽しかった時期かもしれない」

 西村 「やんちゃな自分に人間的なことを教えてくれたのがミニバス。あとは基本。あの頃、練習したドリブル、パスは今でも通じるし、負けない」

     *

 にしむら・ふみお 1986年生まれ、三重県出身。福井・北陸高、東海大を経て日立(現在はBリーグのSR渋谷)に加入。2014年から千葉でプレー。ポジションはPG。控えながら先発の富樫勇樹と異なるプレースタイルでチームを引っ張る。177センチ、70キロ。

     *

 いとう・たいし 1986年生まれ、三重県出身。米モントロス・クリスチャン高から全米大学体育協会(NCAA)1部ポートランド大に進学。BリーグのA東京などを経て今季から滋賀に所属。兄の拓摩は前A東京監督。ポジションはPG。184センチ、77キロ。

 

 ■女子出場チーム

北海道   桜木

青森    三本木女子

岩手    一関

宮城    立町サーベルモンキー

秋田    新山

山形    大山女子

福島    日新

茨城    並木シルバーフォックス

栃木    宮の原

群馬    箕郷

埼玉    川口じりん

千葉    百合台

東京    陶鎔

神奈川   武山

山梨    小明見

長野    中野西部

新潟    大形イーグルス

富山    豊田

石川(1) 富樫

石川(2) 輪島レッドイーグルス

福井    金津女子

岐阜    Sトピア東

静岡    清水町キングフィッシャーズ

愛知    昭和

三重    勢和ペガサス

滋賀    草津燕

京都    宇治

大阪    和泉ワイルドキャッツ

兵庫    多田東コスモス

奈良    東登美マックスパワーズ

和歌山   高松

鳥取    鳥取東BurningHearts

島根    乃木シューティングスターズ

岡山    弥生小

広島    井口

山口    麻里布

徳島    北島ベリーズ

香川    志度

愛媛    MBCフリークス

高知    横浜フェニックス

福岡    大野東

佐賀    開成

長崎    竹松女子

熊本    FUNKY BABYS

大分    大在

宮崎    庄内

鹿児島   育英

沖縄    那覇市立安謝小

 ■男子出場チーム

北海道   小泉・端野

青森    五所川原みなみ

岩手    矢巾

宮城    東仙台

秋田    ASAKURA

山形    月岡

福島    小田倉

茨城    大洗

栃木    姿川第二

群馬    前橋中央

埼玉    越谷ウインズ

千葉(1) 習台二

千葉(2) 八栄

東京    GROWTH LEGEND

神奈川   川上北ブルーデビルス

山梨    勝沼

長野    長野加茂

新潟    小千谷スーパーソニックス

富山    豊田

石川    鞍月ソルジャーズ

福井    松岡

岐阜    高山

静岡    岩松ヤングダックス

愛知    いずみクラブ

三重    海陽

滋賀    平野

京都    長岡京

大阪    長堂

兵庫    魚崎

奈良    都跡

和歌山   御坊jr

鳥取    伯仙

島根    塩冶オールスターズ

岡山    倉敷

広島    宇品体協

山口    田布施

徳島    藍住フェニックス

香川    円座

愛媛    小野

高知    春野レイカーズ

福岡    福間南Threewave

佐賀    勧興男子

長崎    喜々津

熊本    人吉スパークス

大分    別府中部グリーディーウルブズ

宮崎    高原アーレース

鹿児島   桜丘ドリームゲッターズ

沖縄    那覇市立さつき小

 ■主催 日本バスケットボール協会、朝日新聞社

 ■後援 スポーツ庁、日本スポーツ協会日本スポーツ少年団、群馬県教育委員会、高崎市、高崎市教育委員会、高崎財団、日刊スポーツ新聞社

 ■協賛 JXTGホールディングス、JXTGエネルギー、三井不動産、DUPER、ミズノ、ヤング商事、モルテン

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