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 12年ぶりとなる国立小劇場での歌舞伎本公演。緊密な空間は体当たりの迫力も、小さなミスも如実に見せる。

 今月の見ものは若手初役揃(そろ)いの「関の扉(と)」。雄大な構想に夢幻的な趣向、洒落(しゃれ)た遊びも兼ねて、歌舞伎というジャンルの美しさと、複眼的な要素の精髄を集めた名作である。若手には歯が立…

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