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 クラシックの本場、欧州の歌劇場を中心に活躍してきた指揮者の大野和士さん(59)。新国立劇場のオペラ部門の芸術監督に就任し、海外進出を視野に入れた新作オペラ「紫苑(しおん)物語」を手がけた。難民の就労プログラムを展開する渡部清花さん(27)、家族を取り巻く良い環境をつくるために起業した新居日南恵さん(24)に伝えたメッセージとは。

 ■ぶつかり、認め合い、国境を超える

 渡部 「紫苑物語」を見て、まったく異質な四つの思いがひとつのハーモニーへと束ねられてゆく四重唱に魂が震えた。「芸術は国境を超える」というシリアで舞台をつくってきた友人の言葉を思い出しました。

 大野 何が国境を超えるのか。色々な経験に裏打ちされた「個」が、誰にでもある。ぶつかった時に認め合う努力をし、初めて国境を超えるような人間同士の結びつきが生まれる。四重唱は、四人四様の確固としたオリジナリティーを前提としてこそ成立するんです。没個性的なモノが重なっても多面体にはならない。

 渡部 ダイバーシティー(多様性)とは「個」を確立し、認め合うことなんですね。

 大野 「個」はエゴイズムとは…

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