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 平成に代わる新しい元号について、政府が1日に開いた有識者9人による「元号に関する懇談会」に提示した六つの原案は「令和(れいわ)」のほか、「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」だったことがわかった。複数の政府関係者への取材で明らかになった。▼2面=連載、4面=西暦使用トーンダウン、31面=古典の心伝える

 関係者によると、6案のうち三つの典拠は国書で、「令和」の典拠だった万葉集のほか、日本書紀に基づいていた。「令和」は、万葉集を専門とする国文学者の中西進氏(89)の考案との見方が有力視されている。残る3案の典拠は中国の古典(漢籍)。「万和」は漢籍の「文選(もんぜん)」が典拠で、石川忠久・二松学舎大元学長(86)が提出した案だったことも判明している。

 朝日新聞は複数の政府関係者の証言に基づき、「広至」「万保」の読みを「こうじ」「ばんほ」と報じたが、その後の別の関係者への取材で「こうし」「ばんぽう」だったとわかった。新元号の原案は、政府が委嘱した考案者から寄せられた案の中から六つを選定。1日の会議では、政府が1枚の紙に50音順で右から縦書きで六つの案を示し、それぞれの典拠や理由、読み方を添えていた。

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