(書評)『三船敏郎の映画史』 小林淳〈著〉

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 ■猛獣のオーラと気配りの繊細さ

 大連から引き揚げてきた復員兵三船さんは俳優になる気はなかった。魔がさして、気がついたら戦後最大の世界的大スターになってしまっていた。世間の非常識を常識に変えてしまった俳優三船さんの魅力をたっぷり語り尽くした本書をじっくり味わってみたい。

 「無愛想きわまりない」猛…

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