(みる)『熊谷守一 いのちを見つめて』 熊谷守一〈著〉

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 見つめるという行為において、私はいつもひとりきりだ。世界に対峙(たいじ)しているというのに、自分自身の瞳しか、そこにはなく、静かに溶けていくように、世界をありのままで見つめようとするその時、私は私という存在が、私の背後で浮き彫りにされているのに気づいていた。同じものを見つめているふりをして、みんな…

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