(エンタメ地図 おすすめ3冊)門井慶喜さん・東雅夫さん

有料記事

[PR]

 ■元号にとらわれる私たち 作家・門井慶喜

 原武史『平成の終焉(しゅうえん)』は、平成が終わってから読もうと決めていた。この著者が単に「時宜にかなう」というだけの理由で本を書くはずがないので、むしろ世間の改元さわぎが一段落したあとのほうが真価がわかるような気がしたのだ。

 その予想は正しかった。著…

この記事は有料記事です。残り2165文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません