(声)語りつぐ戦争 顔一面のウジ、鏡使い箸で取る

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 無職 渡辺勲(東京都 91)

 74年前、私の顔は、一面ウジ虫で覆われていた。

 45(昭和20)年、敵機の来襲は激しくなり、4、5月は昼夜の別なく空襲警報が鳴り響いた。高度も次第に低くなり、暗闇の中でも機影がくっきり浮かび、パイロットの姿も見えた。

 東京・世田谷の我が家にも危険が迫り、師範学校

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