折々のことば:1564 鷲田清一

有料会員記事

[PR]

 昔のお客は笑うまいとし、いまのお客は、とにかく笑おうとする。

 (立川談志)

     ◇

 昔は、寄席通の客は「落語家の芸の年輪を味わう」ような聞き方をした。反対に、ウケを狙った「底の浅い」噺(はなし)にはソッポを向いたと、落語家は言う。その点、今の客は「こらえ性がない」というか、「笑い声の陰で…

この記事は有料会員記事です。残り72文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

連載折々のことば 

この連載の一覧を見る