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 戦後の「保守派」を代表する評論家、江藤淳の自死が1999年、ちょうど20年前になる。平山周吉氏による伝記が最近刊行され、また、先ごろ逝去された評論家の加藤典洋氏の仕事も江藤淳から強い刺激を受けたものであった。

 江藤さんの評論の軸は、ほとんど米国の属国といってよい戦後日本の主体性の欠如を明るみに出…

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