(評・音楽)京都国際舞台芸術祭2019「冬の旅」 歪む世界の映像に重なる音

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 バリトンのマティアス・ゲルネの歌唱と、現代美術家ウィリアム・ケントリッジの映像によるシューベルトの「冬の旅」。舞台の背景には地図が投影される。その映像はシューベルトが暮らしたウィーンから、南アフリカのヨハネスブルクへと移ってゆく(18日、京都芸術劇場春秋座)。

 ケントリッジは1955年、南アフリ…

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