(声)ひこばえ期待、母見守った白梅
主婦 谷口直子(愛知県 64)
本紙連載小説「ひこばえ」が終わった。これまで重松清さんの著書を多く読んだが、両親を送った今の私にとって「共感」という言葉がぴったりくる作品だった。
今年、庭の白梅が枯れた。この木は、母が結婚しこの家に来た時に、盆栽が趣味だった母の父親が贈ったもので、樹齢は70年…
主婦 谷口直子(愛知県 64)
本紙連載小説「ひこばえ」が終わった。これまで重松清さんの著書を多く読んだが、両親を送った今の私にとって「共感」という言葉がぴったりくる作品だった。
今年、庭の白梅が枯れた。この木は、母が結婚しこの家に来た時に、盆栽が趣味だった母の父親が贈ったもので、樹齢は70年…