(評・舞台)KUNIO・神奈川芸術劇場「グリークス」 善悪の判断、神々も迷う時代

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 「グリークス」(ジョン・バートン/ケネス・カヴァンダー編・英訳、小澤英実翻訳、杉原邦生演出)がカンパニーKUNIOと神奈川芸術劇場共同制作として、舞台的には4度目の日の目を見ている。エウリピデスを中心にギリシャ悲劇10本を再構成した3部作で、休憩をはさむ通し上演が10時間という大作である。

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