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 国や社会が傾くと、文学はさえてくる。今年初め、古井由吉に聞いた言葉を思い出す。短編集『この道』(講談社)の取材で文学の未来を問うと、老作家はこう応え、からりと笑った。

 そう、確かに。社会の不条理に敏感にならざるを得ない者たちが文学シーンを支えている。

 韓国の小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(…

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